私が、交流分析を学び始めたきっかけは、産業カウンセリングを学び始めたから。
その頃、産業カウンセリングの講座を受講するなかで、『 カウンセリングする人は、「 A 」が高くないとダメです!』という、意味不明な話を耳にします。
それも、その教室では超ベテランと呼ばれる実技指導者の方から。
それを聞いて、「なにぃ~!それは勉強しなくては!」と躍起になりました。
もうね、負けたくない!的な発想ですよ。(←今ならわかりますが、スタートを間違ってますね)
当時の私は、勤めていた職場で史上最年少の管理者に抜擢されて、「期待されてるぅ~!」と必死に頑張っていた頃。
仕事に使うぞ~! カウンセリングに使うぞ~!と、訳もわからず張り切っていました。
学び始めてすぐに、衝撃的なことを教えられます。
『 過去と他人は変えられない 』 と。
はぁ~? ウソでしょ? と思いました。
だって、扱いづらい年下の部下や、仕事にいちいち難癖をつける上司を、何とか変えたいと考えていましたから。
でも、学べば学ぶほど、『 結局は自分なんだ 』 というところに着地するわけですよ。
そんな交流分析を、少しずつ理解できるようになると、だんだん面白くなってきました。
自分の中のねじ曲がった部分がどこから来てたのか? とか、
何だかいっつもおんなじパターンやん!と感じていたことの理由がわかってきたからです。
自分のことがわかり始めると、周りの人のことも少しずつ理解できるようになってきました。
そうすると、以前ならイライラしていたことが、あんまり気にならなくなったり、
あの人をどうにかしてやろう!的な発想がなくなっていました。
要するに、『 人間関係が楽になった 』 わけです。
こうして学んだ交流分析を、私は自分が登壇するセミナーや研修で活用しています。
また、キャリアカウンセリングなどの場面にも活かしています。
で、やっぱり一番使ってるのは、人間関係ですね。
交流分析のいいところは、その使いどころがたくさんあること。
学校、教育、医療、介護、福祉、サービス、もちろん一般企業でも活用できます。
上司・部下、同僚同士、親子、先生と生徒、友人関係など、人と人が関わる場面では、そのよさを存分に発揮できます。
交流分析は、ガッツリ学ぼうと思えば、ほんとうに膨大な時間(年数)を掛けられます。
が、今回の勉強会は、その交流分析の肝になるところを取り出して、3回シリーズでお伝えしますね。
第1回目は、交流分析のエッセンスの部分であり、自分自身のことがあらためて理解できる、「私のなかの5人のわたし」や「コミュニケーションのパターン」について、チェックシートも使いながら学びます。
1回ずつの参加も可能なので、「あらためて勉強してみよう」と思う方も、「交流分析なんて初めて聞いた」な方も、「とにかく行ってみよう!」な方も、お申込みお待ちしています。
ちなみに、私の講座は、「あるある話」をたくさん交えてお伝えするので、わかりやすくて面白い、そしてすぐ使える、と ご好評いただいています。
では、以下、勉強会のご案内です。
●場 所 ; 広島オフィスセンター
(広島駅から徒歩7分、広島県広島市南区東荒神町3−35、マツダスタジアム近く)
●受講料 ; 10,000円 (当日お支払いください)
●お申込み ; こちらのフォームからお申し込みください
今回のブログに使った風景写真は、先日、愛媛県にある大山祇神社に行った帰りに見た日没の景色です。
思わず車をとめて、しばらくボーっと眺めながら、シャッターを切りましたよ。
広島でお目に掛かれることを楽しみにしています! p>
大山祇神社での一枚(↑)
詳しくはこちらをご確認くださいね。
—–