『生きた証を残したい』
そんなことを想うようになったのは、もう10年ほど前になるでしょうか。
傍から見れば超安定の職場に勤めながら、オーバーワークで休職することになり、復帰はしたものの今度は仕事の内容や価値観に大きな疑問を感じました。
「このままじゃ私、きっとおかしくなる・・・」
そんなふうに感じたことを今でも覚えています。
周囲の猛反対を押し切って転職し、念願のセミナー講師やカウンセラーとしてのキャリアをスタートさせましたが、昼夜を問わず働いた結果は持病の悪化からの手術。
「なんで私だけ・・・」
。。。と、当時はそんなことも考えていました。
元来痛みに対する耐性があるのか、ただのやせ我慢なのか、「ちょっと待って!休んでー!」の状態になるときは、強制終了になることが常でした。
でも、今こうして私が生き方や働き方に関するキャリアの仕事をしているのも何かの縁。・・・というよりも、使命なのだろうと感じています。
だからこそ、いいこともよくないことも含めて「生きた証」を残すことで、誰かの役に立てるのではないかと考えるようになりました。
じゃあ、どうやって残すのか・・・?
思い浮かんだのは、「本をつくる」ということです。
文章を書くことが特段得意なわけではなく、どうやって形にしていけばいいのかも分かりませんでが、なぜか「本を出そう」という想いだけは持っていました。
誰にも言わず、密かに胸の内にしまっていたものの、不思議なもので、この数年で出会う人たちは、本を何冊も出版している著者さんたちや、雑誌社の元編集長、写真家に、グラフィックデザイナー・・・とそうそうたる面々。
そして目にしたのは【ミライ本】という文字。
いつか出版する本をイメージして、表紙を作成するサービスでした。
直感で「これだー!」と感じ、迷わず申し込みました。何の準備もできてないのに(笑)
もしかすると同じようなサービスを提供している人はいるかもしれません。でも私は、この人だ!と感じたのです(笑)
その人は、愛媛県松山市在住のグラフィックデザイナー・明賀真由美さん。私のぼんやりした表現をくんで、あれよあれよという間に形にしてくださいました。
その出来上がりはこちら(↓)
タイトルは、『何歳からでも人生は変えられる』。まさに私自身が経験してきたことそのままです。
昨年の秋に参加したラグジュアリークルーズコンサルのさいごに、「未来の私」のイメージを先取りして友人が撮影してくれた写真を表紙にしました。というか、これ以外に考えられなかったのです。
眺めれば眺めるほど、ジワジワと嬉しさが増してきて、この先の人生をもっと私らしく生きていこう!と決意を新たにしました。
いつか中身の詰まったこの本をもって、出版記念パーティーをしようとイメージトレーニングしていますし、友人たちにも約束してしまったので実現しなくっちゃ!(笑)
自分の未来に想いを馳せることで、「なりたい自分になることもできる」と、私は考えています。
「なりたい自分になる」ことを純粋に信じて、ただそれに向かって行動していくだけ。(あ、もちろんそれなりの努力はいるのだろうけど)
そんなきっかけをくれるのが、「なりたい自分になる魔法の質問」です。
未来の自分を自由に思い浮かべて、夢への一歩を踏み出す。
そんな2時間を一緒に過ごしませんか?