四国・愛媛のキャリアコンサルタント 一色麻生です。
今日は「人間関係って面倒ですね」っていう、
お悩みを聴かせていただいたので、それについて書きますね。
そもそもの背景は、こうです。
その方がいい感じ(可愛い、キレイ、かっこいい)に変わっていってる姿を見て、
周りから、嫌味を言われたり、
行動を制限するように言われるようになったんだとか・・・
う~ん、これね、わからなくもないです。
やっぱり、
人間関係は面倒くさいものです。
もちろん、
面倒くさいなんて微塵も感じたことのない人もいると思います。
でもね、
せっかく頑張って就職活動して入った会社を、
人間関係が嫌だ!合わん!っていう理由で辞める人が大半なんです。
これは、私がキャリアコンサルタントだからわかるってことでもあるけど、
きっと、いま働いている人なら、一度や二度は感じたことがあることなんじゃないかな。
人と交流することを避けて通ることもできるかもしれないけど、
(わかりやすい形は引きこもりね)
避けてばかりだと、人生に彩りが無くなりそうじゃないですか?
それより何より、
「あなたの変化を、あなたはどう思ってるの?」と聞きたい。
変わることを自分がどう捉えて、感じてるかが大事なんじゃないかな。
周りから足を引っ張るようなことを言われたり、聞いたりすると、
自分の中に、「これってやっぱり間違ってるのかな?」って思ったり、
変化を「なかったことにしたい」気持ちや、元に戻りたい気持ちが出てくると思います。
だって「変化はストレス」だから。
自分にとっても、周りにとってもね。
ただ、そのときにちょっとだけ思い出して欲しいのは、
自分がそもそもどうなりたいと思ったのか?ってこと。(←「過去~現在」のこと)
そして、これからどうなりたいのか?ってこと。(←「未来」のこと)
少なくとも「今の姿は、自分が望んだ姿に近づいてる」と、感じたなら、
もう少し前に進んでみることをお勧めします。
3歩進んだと思っても、2歩退がることが人生には多々ありますから。
(チーターの唄みたいだけどね(あ、古いかな))
「私は変われない」って思ってる人は、自分の近くで変わっていってる人を見ると、
羨ましく、妬ましいと思ってます。
「なんであんただけ!」「私にはできないのに」「腹立つー!」なんて具合に。
たしかにそうかもしれないけど、
『「変われない」んじゃなくて、「変わりたくない」んだよね?』って言ってあげたい。
(お気に入りの唐揚げ屋さんで撮影)
かつて私が会社勤めをしていた頃、メキメキ実力がついていくことで、
先輩や社長の信奉者さんからつっけんどんな態度で接されたり、嫌味を言われたりしました。
でもね、私、仕事はできたんです。(もちろんその分勉強しましたよ)
そのうえ、社長にも気に入られてました。(もちろん気は配ってましたよ)
できてたと言うか、気に入られてたと言うか、
その実力を社長から評価されてたと言った方がいいかな。
詳しく話すと話が長くなるから割愛するけど、いろんな意味で、評価されていました。
で、妬まれてた。
でもそのことにちゃんと気付いて、あぁ~、そんなことがあったんだよなぁ~私
って分かったのは、わりと最近のことです。
そんな経験も含めて、いまあらためて感じてるのは、
「自分がこうなりたい」って思って、その姿にちょっとでも近づいてるなら、
元に戻りそうな感じも頭の片隅で理解しつつ、もう一歩前に進んでみようってことです。
それを続けていると、少しずつだけど、自分自身の気持ちが変わって、
ちょっとずつ周りの反応が変わって、
気づいたら自分の考え方も変わってきてるのを感じるはずだから。
人生を好転させていくのは、
やっぱり人との繋がりなんじゃないかなって、つくづく感じています。
人との繋がりは、人間関係を自分がどう捉えて、どう築いていくかってことだと思います。
「人間関係は面倒くさいもの」とレッテルを貼れば、それまでです。
人間関係が面倒くさいなぁ~と思ったら、
「はて?何がそう思わせてるんだ?」ってことに、少し意識を向けてみてくださいね。
以上、今日は久しぶりにキャリアのお話しでした。
(最近髪を切って若返ったと言われます)
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