就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
今日の就活を楽しむヒント
「コミュニケーション力は観察力」について綴ってまいります。
今日のテーマは、急きょ友人の仕事を手伝うことになったある日・・・
友人との会話の中から出てきたフレーズです。
ちなみに友人の仕事は介護保険を使わないホームヘルプ。
モチロン素人のワタシがどのくらい役に立ったかは定かではありません。
が、素人だけどできることもあるのかも・・・と感じた時間でした。
というのも、目の前には介護のお仕事。
直接的にワタシが何かを援助をすることは難しい
その場でワタシができることと言えば・・・
とにかく 見ること
歩きづらくないかな?
2センチの段差は超えられるかな?
ワタシがココに立っていても大丈夫?
ドアの開き具合はこれでいい?
微妙な椅子の高さの違いは平気なの? などなど
ふだんのワタシならきっと見過ごしているし、気にならないことです。
ひとりのお年寄りの存在がワタシに教えてくれたことは数えきれません
時間はほんの数時間・・・。
たくさんの本を読んでも、高名な先生の話を聞いても理解できないことかもしれません。
「生活の中で必要なコミュニケーションは観察から」
なんてことを考えるきっかけをくれた貴重な体験でした
なにより、素人さんには用はない!という発想がゼロの友人にワタシは心底感激しました
以前から「就活生に求められる能力はコミュニケーション能力だ」と言われます。
ま、就活生だけじゃなくて働く人すべてに当てはまりますけどね
コミュニケーション能力というと・・・
挨拶や話し方、声の出し方と、ついつい言葉を発することに意識が向きがちです。
でも、もしかすると言葉を発することよりも、
相手のちょっとした動きや周りの状況を見る力、「観察力」を磨いておく方が、
その後に続く「ことば」や「行動」に気持ちを込めることができるのかもしれません。
「ほんとうに求められていることに応える」ってことに繋がるのかもしれません。
直接手を出すかどうかは別の話ですが、目の前にいる人や周りの状況を見て、
いま、何に困っているんだろう?
いま、何を求めているんだろう?
いま、自分ができることは何だろう?
に意識を向けておくことを、ワタシはオススメいたします
就職活動だけでなく、働き始めてからもあなたを助けてくれるはずですよ
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