就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
今日の就活を楽しむヒント
「同じものを見ても使う言葉は人それぞれ」について綴ってまいります。
先日、とあるセミナーを受講してきました。
このところ、自分が講師をする立場が多かったので学ぶ側を求めていたのかもしれません。
と、ちょっと優等生のようなコメントをしてみる
セミナーの大きなテーマは『ことばの科学』
「ナルホド」のインプットと、今まで学んできたことの復習とで、とても有意義な時間でした
同じ事象を見ても、そこにどんな意味を見出すかは、人それぞれです。
ポジティブに見る人もいれば、ネガティブに見る人もいる。
ちなみにワタシは、ポジティブに見ます
目的に近づく方向で見る人もいれば、避ける方向で見る人もいる。
ちなみにワタシは、目的に近づきます
当然、見方や方向が違うので、使う(表現する)言葉も違ってきます。
たとえば、こんなことです。
以前、「カフェでアルバイトをしています」という学生さんに出会いました。
ここでは、アルバイトをしている理由が大事です。
この学生さんは、「人見知りを克服したいから」でした。
これ、別の方向から理由を考えてみることはできますか?
あなたがこの学生さんなら、アルバイトをするときの理由を何と応えますか?
学校では出会えない人とたくさん出会う機会がほしいから
将来は小売業に就職希望、接客のプロを目指しているから
カフェの開業が夢、夢の実現のための一歩にしたいから
と、イロイロあるでしょう。
で、もうひとつ。
前述の学生さんに似た(近い)理由だとこんな感じです。
クチベタの社会人じゃダメだから
就職して先輩や上司とトラブルは避けたいから
人見知りで就活に失敗することは防ぎたいから
などでしょうか・・・。
って、この違い何となく伝わりましたか?
表に見える事象は「カフェでアルバイトをする」ということですが、
そこには二つのものの見方、方向があります。
将来の目的に近づいていこうとするものの見方と、
将来起こるかもしれない問題を避ける(ために何をするか)ものの見方です。
どちらの見方が「いい」「悪い」ではありません。
「同じものを見ても使う言葉は人それぞれ」なんです。
あなたがどちらのことばを使いやすいかを知っておくとコミュニケーション力が格段に上がります
就活生がコトバを使う最たる場面は面接でしょうか・・・。
「面接官に響くコトバを使い分ける就活生」が巷にあふれてたらって想像するとちょっと怖いかも
だって、大人でも「相手に合わせて言葉を使い分ける」ができる人少ないですから
—–